
社名のBioTechnomeは、Biotechnology(バイオ技術)と-ome(総体/全て/集団/網羅するものという意味)を合わせたものです。
バイオテクノロジー技術者の国家資格である技術士(生物工学部門)を有するメンバーが集まり、各々が持っている専門性を生かして、チームで様々な「バイオものづくり」に関する様々な課題の解決に取り組むコンサルティング会社です。
代表挨拶
バイオ技術には、人間社会のより持続的な発展のために大きな期待が寄せられており、基礎研究では多くの新発見が多数の論文として報告されていますが、その社会実装はなかなか進んでいないのが実情ではないでしょうか? そのカギは、新発見という科学(サイエンス)を、実際に使える新発明という技術(テクノロジー)として、実際の製造現場で使いこなせるように磨き上げられるかという点にあります。多くのバイオ関連技術の実務経験を持つ私をはじめとして、高度な技術力を証明する国家資格である生物工学部門の技術士達が、皆様の会社の課題解決を責任をもって全力で支援いたします。技術士法45条では、技術士の義務として秘密保持の遵守が決められており、また全員が会員である公益社団法人日本技術士会の倫理綱領に基づき業務を進めますので、安心してご相談ください。
代表取締役・社長(CEO) 佐野 千明(SANO Chiaki)
主な事業内容
・技術開発、研究及び申請に関する調査、管理、執筆及び翻訳、セミナー及び勉強会の開催並びにそれらに関するコンサルティング業
・技術経営に関する調査、管理、執筆及び翻訳、セミナー及び勉強会の開催並びにそれらに関するコンサルティング業
・技術開発及び研究並びに技術経営の活用支援及びマーケティング業
・技術開発、研究及び生産の委受託業
・公的機関及び民間機関との連携並びにこれらの依頼による相談、審査及びコンサルティング業
サービス
- 分離・精製技術支援
バイオものづくりにおいて、なかでも重要なのは分離・精製プロセスです。有用な物質を生産する微生物を育種し培養しても、最終的な製品品質やコスト(競争力)は分離・精製プロセスの性能で決まるといっても過言ではありません。また、近年着目されている天然物からの有用成分を抽出して製品化する際にも同様です。分離・精製プロセスは、目的物質と不純物との物性の差に着目してプロセスを組み立てますが、着目する物性は、分子量、分子構造(立体構造、疎水性、電気的性質)などで、膜、各種クロマト、結晶化などの手段を用います。基本は、不純物を含めた物質収支を明らかにし、最適な分離ステップを構築することです。弊社では、経験豊富な技術士が皆様方の製品の分離・精製プロセスの効率化、環境負荷低減、低コスト、高品質化に関するSolutionを提供いたします。
- 実験まとめ支援
特許化・製品化されてない実験データが社内に眠っていないでしょうか?
特許化・製品化に向けて、実験方法・結果をまとめるお手伝いをします。
コンサルティングスキームは以下のとおりです。
①実験データのヒアリング、ディスカッション
②御社にて、実験装置を参照しつつ、実験方法をヒアリング
③実験方法・結果の文章作成・納品(日本語又は英語)
- 産学連携支援
自社だけではシーズや技術の発展に限界があります。それを打破する1つの手段として、産学連携やオープンイノベーションがあります。産学連携では、アカデミックマーケティングも期待できます。一方、アカデミアには社会実装されていないシーズが注目されずに眠っています。しかし、どうやってパートナーを選ぶのか、どういう展開をすればいいのか、がわからなければ、上手くいきません。
① 産学連携の候補者の評価
② お互いに無理が生じない提案のアドバイス
③ 契約書のひな型に対する修正案のチェック
④ 形式的になってしまった産学連携の再活性化の提案
⑤ 企業とアカデミアのすれ違いに対するアドバイス
上記が主なサービスになりますが、産学連携全般に、相談を受けております。
- 許可申請支援
食品、農薬、医薬品、医療機器などの許可申請を行うためは、それぞれの分野に係る法、施行規則を遵守し、ガイドラインに沿った適切な試験実施が要求されます。
新規化学物質を発見又は生成後、開発にあたっては、その品質及び有用性を確認しつつ、同時に安全性の確認も必要となります。弊社は、そのような有用物質の開発にあたって、
①申請要件の点検、整備、②申請概要の作成支援
などの許可申請の支援を行います。
費用は、作業時間に応じて、10万円~300万円(交通費は実費)です。
伴走型の支援は、相談頻度に応じて、1ヶ月10万円からになります。